タイチとダイ

 昨日のキンキについて綴ったあたくしの日記、ちょっと暑苦しかったかしらと心配になり、今読み返した。元旦から大まじめに、熱くキンキのことを書く、かろうじて29歳。親は心配しているようですが、なんも心配ないよ、おいらは大丈夫です。 で、昨日の日記、少し興奮していたようですが、書いたことは間違ってない。感じたことをまんま書いてますね。
 今日は、テレビでトキオを見ました。太一くん、かわいいな。去年、泣いちゃったことで、ゴチで泣いたと言って、VTRも出てたけど、太一くんは、いろんなことに一生懸命なんだね〜なんて、またもや甘々コメント。太一くんだから、許されるんですけどね、私の中で。
 関係ないけど、太一くんを見るたびに、うちで飼っていたタイチを思い出します。とっても愛嬌のあるかわいいヤツでした。あ、柴犬なんだけどね。ウチに犬が来ると決まってから、ずっとかっこいいカタカナの名前を考えていたんですが、ヤツと対面した瞬間、タイチに決めました。なんか、太一くんみたいというか、連想させるなにかがあったんだよね。家族からは、近所の亡くなったじいさんと同じだからダメだとか言われましたが、軽く無視して、ひとり「タイチ」と呼びつづけ、力技で決定させたという経緯があります。 そのタイチが家出して帰ってこなくなったのは、おうちに来て2年ちょっとした、2002年の秋のことです。その昔、鉄腕DASHで犬には帰巣本能があるっていう実験をしていたのを心の支えにタイチを待っていましたが、とうとう帰ってきませんでした。ほんとにかわいい子だったので、どこかで誰かにかわいがられていると信じてます。
 さてその後、またもや無責任にも犬を飼いました。昨年の6月のことです。真っ黒なラブラドール。だからって、カタカナの名前じゃなくてもいいよね、呼ぶの恥ずかしいからと、私は、松だの翔だの、しまいには、ランマでどうですか?と提案しましたが、どれも團じゃんということであえなく却下。私が名前を付けると犬が帰ってこないかも…とかさんざん言われ、最終的に母が前回の私同様、「勝手に呼び始める」という強行手段でダイになりました。…ダイって。いろんな意味で大きくなってほしいという母の願いが込められています。あぁ、「大」ね。 子供を3人も産んだのに、父が勝手にセンスのない名前をつけたことを根に持っている母の怨みが、ほんの少し晴れたことでしょう。 あきらめの悪い私は、ダイにこっそり「ホントは松がよかったよね」と半年経った今でも語りかけているありさまです。
 あら、全然話がそれてるわ。ま、いいか。